2015年3月20日金曜日

手のひら指のさきから

とある詩人のお宅にお呼ばれしてきました。
編集者が四人、舞踏家、翻訳家、デザイナー、絵描き.......そして詩人、全員、女子!
詩人が集めている、女の手仕事をたっぷりと堪能しました。おいしいごはんやお菓子でお腹いっぱい。美しい色のなかにずっといたので、なんだか夢みごこち。地元の坂をのぼりながら、ああ、明日起きたら、やることいっぱいあるなあ。と、現実に引き戻されていってブルーになったけど、とりあえず今日一日は鮮やかな色の中で身を潜めていよう。素晴らしい時間をありがとうございました。これは、韓国の指ぬき。かわいらしい。奥にひとの手が映り込んでいて、ああ、と。
手のひら指のさきが生み出したものたちについて......
コンセプトもかけひきもない色だけの世界について思いをはせながらつぶやいてみる。

自分の真中はいつも空洞にしておかないと。
創造って、よくもわるくもそういう感じ。
そのことが、ときおりふいに、重くのしかかる。
ひとと楽しく過ごしたあとの時間などに。



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