2015年3月3日火曜日

眠れない夜の小鳥たち

 今宵の夜の木は穏やかでないようす。ごりごり描くと、紙がそるので、写真がとりにくくなってしまう。
 明日は、新しい仕事の資料を持って外にでよう。少しずつ頭の中で描いていくこと。紙の上に現れる前の大事な助走。頭の中にほこらがないと作れない。絵を描くのは、誰のためとかではないのだけれど、自分のためというわけでもないように思う。でも、じぶんのサンクチュアリは守らなくちゃ。また、なにか生み出すために。
 生きているから、自然のなかのいびつさや、ひとのこころのいびつさ。わたしというもののいびつさ。に、いやでも出会ってしまう。惑わされずに、まっすぐ歩きたい。ああ、ちょっと、きょうはこんな低めなかんじ。

表現者なんて、なんにも持ってない。持っていたら、できない。ほんとうに、ほんとうに、弱い立場。でも、また、立ち上がって、歩いていかなくちゃ。てぶらのままで。







memo:夜のドローイングをエスキースにすること。今日と同じ、青いインクで。

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