memo。
しばらく、鉛筆によるドローイングを、ねちこく続ける予定。鉛筆絵師(大げさや〜!)の始動。
筋トレみたいなものだろか。その上で、版画による瞬発力をどう活かすかということを試していこうと思う。
フィギュアスケートに喩えると、鉛筆画が筋トレで、銅版画が演技てこと??
モチーフは、地獄のような桃源郷のような風景と、あるものを身にまとっている人物画。
創作ってほんとに、無限の可能性があるからやめられない。
ここ二年ほど、プロジェクトの立ち上げが続いた。ひとつは活字の再生を詩の言葉の力によって試みた「足りない活字のためのことば」展、もうひとつは短編映像の可能性を探るための「ハンズボン映像」展。
どちらも、自分にとって大切なプロジェクトになった。
「足りない活字......」のほうは、一段落して、いまはその余波によるものが残っていて。「ハンズボン」のほうは、今年8月のバロンさんとの競演と、来年のコンテンポラリーギャラリーでの展示(予定)を山場として、一段落しそう。
仕事のほうでは、もうしばらく、本の装画とデザインの仕事が続き......。
あとは、ウエブ上では、某美術雑誌のサイトのイラスト描き。
それから、或る作家さんとデザイナーさんと、プロダクト制作の企画。また別の作家さんが、わたしの銅版画のために掌編を書き下ろしていただけることになり、出来上がり次第某雑誌で発表する予定なのだ。この二つの企画に関しては、もう、ずっとどきどきしている。なにやら某だらけだけど。
こうして書き出してみると、こんな私でも、なにげにいそがしいではないか......?
鉛筆画が溜まって、方向性を見極めることができたら、個展の準備に入ろうと思う。
今後は、プロジェクトなどという大掛かりなことからは少し離れて、作家さんひとりひとりと、もしくは自分自身と向き合いながら、ひたすら、絵師としての可能性のなかで新しい地平をのぞんでいきたいと思う。そういう小さいことが、やっぱりなにより大切だということを、絵を描くことを通して、ほんのすこしだけど、知っている。
0 件のコメント:
コメントを投稿