2015年4月11日土曜日

シリウスと浮き世

このところ、紙の仕入れが多い。
今日は、日本オリオン社製の紙を。
シリウスにアルデバランにデネブ、と、星の名前がつけれられている。
シリウスは、きめが細かく、発色がいい。アルデバランは、銅版画にも適している。
デネブはつかったことがないなあ。

このところ、テクスチャーを指定されない仕事が続いているので、銅版画ではなく、
水彩色鉛筆で描いて、水でところどころ、のばして水彩画のように描いている。
来週、二点仕上げたら、また、銅版画にもどる。
季節がいいので、水仕事が楽そうだし。いまのうちに作品を溜めておかないと。

なんだか、とてつもなく眠い。

虫食いのようなめちゃくちゃ読書をしている。
で、ふっと本屋で手に取ったカズオ・イシグロの『浮き世の画家』を読み始めたら、これが、えらくおもしろい。以前からずっと気になっている戦争画家の話だった。戦争画家についての小説が、ちゃんとあるんだなあ。しかも、カズオ・イシグロ。
次回の読書会の課題はこれにしようか.....。

それにしても、この装幀って一体?日本の作家の海外翻訳版のペーパーバックデザインみたい。









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