この不思議な感覚を、もう言葉にできないようになってしまいました。
それでも、創作はつづくのです。
それだからこそかもしれませんが。想像の力を落としてはいけないのですね。
アトリエのまわりは、鬱蒼とした草に覆われ、あれから一年が経ったことを感じさせます。まだ何も発信できていないけれど、この空間は得難いものになっています。
鎌倉は、自然に囲まれているからいいのですね。虫もいっぱいです。
進行中の出版企画が、ようやく具体的に動き出しました。
このゼロからイチまでが、とても悩ましかった。
打ち合わせのために、編集者さんが、北鎌倉までいらしてくれました。
とても集中できて、有意義な時間がもてました。
この静かな戦いは、終わることはないですね。だとしたら、抱えてどう生きて行くのか。家族がいても、友人がいても、ひとは孤独というものから逃れられないのではないでしょうか。だからこそ、芸術の力が必要で、小さな物語や詩や音楽、映画などに、助けられています。
タゴールの詩がお守りのように感じます。
ーひとりで進めー
もし君の呼び声に誰も答えなくとも ひとりで進め
ひとりで進め ひとりで進め
もし誰もが口を閉ざすのなら
皆が顔を背けて 恐れるのなら
それでも君は心開いて
本当の言葉を ひとりで語れ
もし誰もが口を閉ざすのなら
皆が顔を背けて 恐れるのなら
それでも君は心開いて
本当の言葉を ひとりで語れ
もし君の呼び声に誰も答えなくとも ひとりで進め
もし皆が引き返すのなら
もし君が険しい道を進むとき
誰も振り返らないのなら
茨の道を 君は血にまみれた足で踏みしめて進め
もし君が険しい道を進むとき
誰も振り返らないのなら
茨の道を 君は血にまみれた足で踏みしめて進め
もし君の呼び声に誰も答えなくとも ひとりで進め
もし光が差し込まないのなら
嵐の夜に扉を閉ざすのなら
それでも君はひとり雷で
あばら骨を燃やして 進み続けろ
映画『タゴール・ソングス』
のオフィシャルサイトより引用させていただきました。
http://tagore-songs.com/
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