2020年3月3日火曜日

ときどきディキンソン


ときどき、とても立ち直れる気がしないことが起きてしまうこともあるけれど、
そういうときは、 美しくて強い言葉を”唱える”ようにしている。
いつしか、心は浄化される。

エミリ・ディキンソンはそんなときにはとてもいい。
遊びで訳してみました(かなりアレンジもあり、ひろいこころでよんでください)。
写真は、アトリエの近くでいままさに開かんとしているハクモクレンです。


 “Hope” is the thing with feathers
 That perches in the soul - 
 And sings the tune without the words - 
 And never stops - at all -

 And sweetest - in the Gale - is heard - 
 And sore must be the storm - 
 That could abash the little Bird 
 That kept so many warm -

 I’ve heard it in the chillest land - 
 And on the strangest Sea - 
 Yet - never - in Extremity, 
 It asked a crumb - of me.


希望は 羽をつけている
この胸のとまり木で
なにも語らず
ただひたすらに歌いつづける

その歌声は
風が強いほどに
美しく
わたしを幾度もその温もりで包んでくれた
大変な嵐でもこないかぎり
小さな小鳥はへこたれやしない

凍えるほどの荒野でも聴いたし
遠くの見知らぬ海の上でも聴こえていた

なのに
どんなに苦しくても
一度だって
あの小鳥は
わたしにパン屑をねだったり
しなかった







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