幾文堂日記
版画家溝上幾久子のブログ☞銅版画、挿絵、絵本『オオカミ県』、版画、絵葉書
2021年9月15日水曜日
群像10月号
群像10月号に、野崎歓氏による「多和田葉子と森の兄弟たちー『オオカミ県』をめぐって」という批評文が掲載されています。絵本を中心に、わたしの絵についても丁寧にふれていただいています。
昨年、フランスで刊行された『out of sight』
多和田さんの詩と写真の本についてや、これまでの多和田さんの描いてきた動物たちについて語られています。「俺」は、南下してきた狼だったのか...
「ジャック・ロンドン的といってもいい題材を、政治批判に直結させた剣呑な絵本なのだ。」
(本文より)
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